CoLinuxインストール開発環境の構築編

前章:CoLinuxインストールdebian設定編

前章まででCoLinuxのDebianで、ネットワーク環境に加え、sambaやnfsなどのファイル共有も出来ました。こんどは、SHボード用の開発環境を構築しましょう。

  • ホスト用(CoLinux)のコンパイル環境の構築

基本的な開発環境のインストール

# apt-get install build-essential
# apt-get install gcc-3.4-base
# apt-get install file
  • ターゲット用のコンパイル環境の構築

CAT開発CDROMから

  • SH3の場合
    cross-tools/debian-sarge/sh3
  • SH4の場合
    cross-tools/debian-sarge/sh4

上のフォルダに含まれるパッケージを全てColinux内の適当なフォルダにコピーしてください。
sambaを使ってCoLinuxの/homeなどに適当なフォルダを作って直接ダウンロードすると簡単に用意できます。

ダウンロードしたパッケージをインストールします。

# cd /home/cross-tools/sh4
# dpkg -i *.deb

インストール後、sh4-linux-g++やsh4-linux-gccというファイルがあるか確認してください。

# cd /usr/bin
# ls

ファイルが無い場合は -3.4へのシンボリックリンクを作っておいてください。

# ln -s sh4-linux-g++-3.4 sh4-linux-g++
# ln -s sh4-linux-gcc-3.4 sh4-linux-gcc

これで、SH用クロス環境が整いました。 次章は CoLinuxインストールQt/Embedded編 です。興味のある方は試してみてください。

関連リンク

  1. CoLinuxインストール導入編
  2. CoLinuxインストール基本設定編
  3. CoLinuxインストールネットワーク設定編
  4. CoLinuxインストールdebian設定編
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  6. CoLinuxインストールQt/Embedded編
  7. CoLinuxインストールネットワーク応用編
  8. CoLinux TIPS
  9. Debian FAQ

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