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VirtualBoxには .ova 形式での仮想マシンエクスポート機能がありますが、エクスポートを実行する前に未使用領域を解放すると .ova ファイルサイズが小さくなります。

必ず実行しましょう

環境

この記事を書いている環境

  • Windows11 64bit
  • Oracle VirtualBox 7.1.4

下準備

仮想HDDに対して --discard on にする必要があります。これは各マシンに一度だけ行っておけばよいです。

仮想マシンが停止している状態で、Windowsコマンドプロンプトを開き実行 Vboxを C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\ にインストールしていると仮定。違う場合はパスを変更

set PATH=%PATH%;C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\
VBoxManage.exe storageattach "仮想マシン名" --storagectl SATA --port 0 --device 0 --discard on

ディスクが複数個ある場合は --port 1 など追加実行

fig10.png

設定 > ストレージ > vdiファイル > SSD にチェックボックス

Linux 起動後

ovaエクスポートの2回目以降はここから

rootユーザ状態で

# apt-get clean      など、不要ファイルを削除
# fstrim -v /

複数個のディスクイメージをマウントしているなら他のマウント場所でも実行

# fstrim -v /home     例
# poweroff

エクスポートの実行

仮想マシンが停止している状態で

VirtualBox マネージャーから [ファイル] [仮想アプライアンスのエクスポート] 詳細設定項目はデフォルトで良い

ovaファイルは圧縮済みなので zip などでそれ以上は圧縮できない。

Last-modified: 2025-04-16 (水) 19:38:03 (26d)