BBB_eMMC_flasher

Rev.A, Rev.B, Rev.C で実験した

BeagleBone Black (以下BBB)の内蔵 eMMC をAngstromに初期化する手順。

Rev.C は出荷時に debianがプリインストールされ、eMMCのサイズも2G->4Gにアップしているが本ページの手順でAngstromを書き込めることを確認した(2014-9-12追記)。

4Gバイト以上のmicroSDカードを用意する。

  • BBB Boxに組み込んだBeagleBoneBlack基板を初期化する場合の追記事項

BBBBoxの外付けWDTが動作してしまうため、Boxから基板を取り出してBBB単体状態でeMMC_Flasherを実行すること。その後MLOだけ置き換えること(後述)

ダウンロード

http://downloads.angstrom-distribution.org/demo/beaglebone/

から BBB-eMMC-flasher-2013.09.12.img.xz を取得して展開する。展開すると約3.5Gになる。

$ wget http://downloads.angstrom-distribution.org/demo/beaglebone/BBB-eMMC-flasher-2013.09.12.img.xz
$ xz -d BBB-eMMC-flasher-2013.09.12.img.xz

SDカードへ書き込む

展開されたBBB-eMMC-flasher-2013.09.12.imgは3.5Gバイトあるので
4Gバイト以上のmicroSDカードを用意し、ddで書き込む。

# dd if=BBB-eMMC-flasher-2013.09.12.img of=/dev/YOUR_SD_CARD_DEVICE

またはDD for Windowsを使ってBBB-eMMC-flasher-2013.09.12.imgをmicroSDに書き込んでもよい。

BBBの初期化

microSDをセットしS2ボタンを押しながら電源投入する。

シリアルコンソールをつないでも画面には特に何も表示されないが、

# ps | grep emmc

 125 root      2856 S    {emmc.sh} /bin/bash /usr/bin/emmc.sh
2014 root      2156 S    grep emmc

としたときに emmc.sh が実行中ならeMMCを書き換えている。

40分ほど待ち青色LEDが4つとも点灯しっぱなしになれば終了。emmc.sh も終了しているはず。

BBBBoxのWDT無効化

BBBBoxには外部WDTがついている。Angstromで使用するときは起動時にWDTを無効にする必要がある。

BBBBox_WDT#y562e572の通りMLOファイルを上書きすること。

その後 BBB Boxケースに組み付ける。

起動後

Rev.C は eMMCサイズが4Gにアップしている。起動後に確認すると次の通り

# cfdisk /dev/mmcblk0
                          cfdisk (util-linux 2.23.1)

                           Disk Drive: /dev/mmcblk0
                       Size: 3925868544 bytes, 3925 MB
             Heads: 255   Sectors per Track: 63   Cylinders: 477

   Name        Flags      Part Type  FS Type          [Label]        Size (MB)
------------------------------------------------------------------------------
   mmcblk0p1   Boot        Primary   vfat            [BEAGLEBONE]        74.03
   mmcblk0p2               Primary   ext4             [Angstrom]       3849.44
                           Pri/Log   Free Space                           2.41*

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