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Si-Linux Wiki カーネルの再コンパイル手順について。 コンパイルに必要なパッケージのインストール †# apt-get install build-essential kernel-package initramfs-tools libncurses5-dev zlib1g-dev fakeroot ソースのインストール †# apt-get install linux-source-2.6.26 ソースは/usr/srcに圧縮されたままインストールされる /usr/src/linux-source-2.6.26.tar.bz2 適当なところにコピーして自分で展開すること ソースの展開、設定のコピー †$ tar jxf /usr/src/linux-source-2.6.26.tar.bz2 $ cd ~/linux-source-2.6.26 $ cp /boot/config-2.6.26-2-686 ./.config $ make oldconfig $ make menuconfig ソースの修正、パッチ当てなどはこのときにおこなう 参考→カーネル起動ロゴの変更 コンパイル †ソースディレクトリ内でmake-kpkgコマンドを実行する $ make-kpkg clean $ make-kpkg --rootcmd fakeroot --append_to_version -hoge1 --revision 0.1piyo --initrd linux-image linux-image-2.6.26-hoge1_0.1piyo_i386.debがソースのひとつ上のディレクトリに作成される。 make-kpkgのオプション †
パッケージ名のサフィックス †vmlinuz-2.6.26-hoge1 ~~~~~~ GRUBやdpkgから見える名前に使用される。ハイフンは付与されないので、必要があれば自分で指定する。 リビジョン番号 †linux-image-2.6.26-hoge1_0.1piyo_i386.deb ~~~~~~~ リビジョン番号は必ず数字から始める。アンダーラインは自動で付与される。 dpkgではバージョンと表記される。 パッケージのインストール †dpkgコマンドでインストールする。 # dpkg -i linux-image-2.6.26-hoge1_0.1piyo_i386.deb このときにinitrdが作成される。 # dpkg -l linux-image-2.6.26-hoge1_0.1piyo_i386.deb ||/ 名前 バージョン 説明 +++-==========================-=============-=================================================== ii linux-image-2.6.26-hoge1 0.1piyo Linux kernel binary image for version 2.6.26-hoge1 開発機とターゲット機が異なる場合 †とりあえず、開発機にインストールしてしまう。そして、次のファイルをターゲット機にコピーする /boot/config-2.6.26-hoge1 /boot/vmlinuz-2.6.26-hoge1 /boot/System.map-2.6.26-hoge1 /boot/initrd.img-2.6.26-hoge1 /lib/modules/2.6.26-hoge1/ そのあと、/boot/grub/menu.lstを編集する title Debian GNU/Linux, kernel 2.6.26-hoge1 root (hd0,0) kernel /boot/vmlinuz-2.6.26-hoge1 root=/dev/sda1 ro quiet initrd /boot/initrd.img-2.6.26-hoge1 パッケージ再作成時の注意 †パッケージ名のサフィックス、リビジョン番号ともに違うものにする。 関連 † |