購入前のご質問 †
みはるぞうとは何ですか? †
微弱無線を利用した多点観測システムです。2005年8月現在、温度センサーを発売しています。振動センサーと接点センサーは現在開発中です。細かな仕様は 商品概要 をご覧ください。
スターターキット(TSR-STKV1)の商品構成は? †
- 受信機(TSR-V2) 1台
- 温度センサー(TSR-TA) 2台
- CDROM (ドライバ、アプリ) 1枚
- 取扱説明書 1冊
- USBケーブル 1本
- コイン電池(CR2032) 2個
お手元に届き次第すぐにお使いいただけます。
アプリケーションを独自開発できますか? †
はい。受信機(TSR-V2)はCOMポートとして認識され、9600bpsで簡単なASCII文字で送られてきます。仕様も公開しています。→ ダウンロード
Windows(VC, VB), Linux(C言語), あるいはマイコンで受信ソフトを作っている方がいらっしゃいます。
無線通信の距離は? †
周囲の状況によりますが、温度計で計測すると、5mであればほぼ100%、10mで50%程度、15mで20%程度で受信しています。およそ「同室内および木造住宅の隣の部屋くらい」までと想定してください。屋外であればもう少し飛びます。
電波の種類は? †
無線局の設置許可が不要な、315MHz帯の微弱電波という種類です。関連法令に準拠するよう電波暗室で測定を行っています。
センサーは増設可能ですか?/いくつ設置可能ですか? †
みはるぞうシステム全体としてはセンサーの設置個数は基本的に上限はありません。いくつでも設置できます。但し以下の数値に注意してください。
- 温度センサー(TSR-TA)は平均して15分間隔になるようランダム時間毎にデータを送信しています。センサーの電文送信時間は約0.1秒です。センサー個数が多くなると運が悪く同じタイミングでデータを送信して混信してしまう確立が高くなってきます。50台くらいでしたらほぼ問題になりませんし、導入実績もあります。
- 弊社から提供している「みはるぞうアプリ」ではグラフの数を最大50までとしています。
- ユーザー様で受信アプリを作る場合は、そのアプリケーションの作り方に依存します。
受信機に関する質問 †
複数の受信機を接続することは出来ますか? †
できます。受信機(TSR-V2)の拡張端子をバス状に接続することによって広範囲の無線データを収集することが出来ます。この場合はUSBではなくRS-422もしくはRS-232(COMポート)に接続していただくことになります。注意点などもありますので技術仕様書(→ダウンロード)をご覧ください。
USBハブ等を経由してUSB経由で複数の受信機(TSR-V2)を接続することは標準ではサポートしていません。USB-IDが重なるのでWindowsで複数のTSR-V2を同時に認識することが出来ません。但し受注対応によりIDを変更することは可能です。ご相談ください。この場合はCOM8,COM9といった具合に複数のCOMポートとして認識されますのでアプリケーションソフトをそのように構築する必要があります。残念ながら、弊社で提供しているみはるぞうアプリは単一のCOMポートしかサポートしていません。
Windowsアプリケーションに関するご質問 †
アプリケーション起動時に「接続できませんでした。COMポートを選択してください」とメッセージが出る。 †
「デバイスマネージャ」→「ポート」で "CP201 USB to UART Bridge Controller (COM?) を調べてください。COM番号を「みはるぞうアプリ」の「COMポート」メニューで選択します。
その他の質問 †
センサーを付け替えることは可能ですか? †
- たいへん魅力的です。センサーを好き勝手につけかえて(たとえば温度センサーの片方を湿度・気圧センサーにつけかえて)遊んでみたりしたいのですが、それが「やりやすい」ような設計ですか(当方、視力が大変悪いので)。もちろん、補償範囲外になることは充分承知です。http://d.hatena.ne.jp/neko-yashiki/ -- みわちゃん
- 現在は温度専用ファームが書き込まれていますので残念ながら現行品をお買い上げ頂いて改造することはできません。しかし幸いなことに採用しているマイコンには10bitA/Dの取り込み機能がありますので、弊社で汎用アナログデータ送信モデルを用意することは可能です。ところがセンサーをいろいろ取り替えてとなると、接続を検討しているセンサーの出力形式(0〜5Vや、4-20mAといったもの)から、3V系ボルテージフォロアに変換していただく必要がありますので、入力段のOPアンプ回路などを接続センサーにあわせて独自にご用意いただく必要があります。精度があまり必要でないなら、簡易的に抵抗分圧の設計でも構わないと思います。 -- えびはら
- 商品化リクエストの多いセンサーは弊社で用意することも可能ですから、遠慮なくリクエストお待ちしています。(^^ -- えびはら
ご質問どうぞ †